waunivの日記

受験科目だと知らず漢文を 全く勉強してなった私が たった2週間で 白文をスラスラ読めるようになり 早稲田大学に合格した ㊙時短テクニック

「現代語訳は完璧である必要はない!?」大体の意味を捉えて、勉強時間や試験本番の時短技術公開!

 

んにちは!

シンです。

 

 

今回は、

『漢文の現代語訳』

についてお伝えしていきます。

 

 

 

ここまでの記事で、

「句法と書き下し文はマスターした!」

そんなあなたは、

次にこう思うはずです。

 

 

 

「後は、

現代語訳をマスターするだけだ!」

 

 

しかし、

ここでの判断が、

【短期間で漢文を得点源にできるか】

の分かれ道になります。

 

 

突然ですが皆さんは、

全受験勉強のなかで漢文に

どれくらいの時間を、

割けると思いますか?

 

 

 

なんと理想は、

3〜5%です!

1日5時間勉強するとしたら、

10分程度です。

 

たしかに、

よく予備校等では、

全文現代語訳をさせています。

『やったほうがいい』勉強法の1つです。

 

 

 

しかし!!!

 

 

漢文の現代語訳を完璧にすることに、

集中してしまう受験生は、

肝心な科目の勉強時間が足りず、

本番で歯がたたなくなってしまいます!

 

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以上のように、

漢文を完璧に勉強しようとしたら、

それだけで、

時間が足りなくなってしまいます!

 

 

私自身も、

この点を意識するだけで、

普段の勉強時間や赤本を解くときなど、

大幅な時間削減ができました! 

 

 

 

では、

どうすればいいのか?

 

 

 

それは、

『大体の意味を把握する』

ことです!

 

 

 

漢文問題を解く際に、

完璧な訳が必要な問題は

限られています。

 

 

力を入れるときはいれて、

あとは、

大まかなストーリーをつかめればいいのです!

 

 

早速ですが、

次の問題を考えてみてください。

 

 

『呉王闔閭,挙伍員謀国事。』

 

 

書き下すと、

『呉王闔閭,

伍員を挙げて国事を謀らしむ。』

になります。

 

 

「伍員を挙げて?国事?

え?笑」

こうなる受験生が多いでしょう笑

 

 

 

これを1回1回、調べていたら

膨大な時間が失われるのは、

容易に想像できますよね?

 

 

 

また、

本番で現代語訳を完璧にしようとして、

読解スピードも落ちてしまい、

そこで大幅な時間ロスになります。

 

 

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ここで、

もう一度書き下し文を見てください。

 

 

『呉王闔閭、

伍員を挙げて国事を謀らしむ。』

 

 

ここでは、

「闔閭っていう呉の王様がいて」

ということがわかって、

 

 

「謀」という漢字から、

『何かたくらんでいる!』

という事が分かると思います。

 

 

実際には、

この後に「伍員」の説明や、

呉が他国を侵略するような内容が

説明されていきます。

 

 

 

だからこそ、

現代語訳にこだわるのは、

やめましょう!

 

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では最後に、

次の文ざっくりと

把握しましょう!

 

 

『斉桓公酒飲遺其冠』

 

 

 

ここでは、

斉に桓公という人物がいて

酒を飲んでいます

 

そして、

“遺”という文字から

なんとなく、マイナスイメージを

もって、冠をなくしてしまう

 

このように、

大体の意味をつかみましょう!

 

 

 

 

今回は以上になります!

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!