waunivの日記

受験科目だと知らず漢文を 全く勉強してなった私が たった2週間で 白文をスラスラ読めるようになり 早稲田大学に合格した ㊙時短テクニック

《5分で理解しよう!》置き字の一覧と“於・乎・于”はこれで完璧

 

んにちわ、

シンです!

 

 

今回は、

「置き字」

について解説していきます!

 

 

1つ前の記事で、

置き字は書き下し文で、

書き下す必要がない!

と伝えました。

 

たしかに、

置き字とは、

訓読するときに読まず、

単に置いてあるだけのように見えます。

 

 

 

しかし、

読解を進めていく上で

必要不可欠な存在です!

 

 

 

置き字の重要性を、

理解せずに受験する学生が大半です。

 

 

 

彼らと同じように学習しないままでいると、

読解ミスを引き起こし、

早稲田まであと1歩のところで、

残念な結果に終わってしまうでしょう。

 

 

逆に、

ここで学べば、

周りと差がつく問題に対処でき、

本番でライバルと差をつけることができます!

 

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ではまず、

置き字の役割を一通り、

確認していきましょう!

 

 

〈於・于・乎〉

 

大抵の場合は、

漢文では上から下に向かって修飾しますが、

この3つに関しては、

下から修飾します

 

 

役割としては、

前置詞の機能を果たし、

対象、場所、状況などを示します!

 

 

英語で言うと、

inatをイメージすると

分かりやすいと思います。

 

〈而〉

 

これは、

文中におかれる接続助詞で、

主に順接逆接を表します。

 

 

注意点としては、

この置き字の前後の文脈によって

順接なのか逆説なのかが、

左右されます!

 

 

〈焉・矣〉

 

文末に置かれ、

詠歎強意を表し、

語調を強める働きをします!

 

「!」

みたいなものと覚えると楽です、笑

 

 

今回は特に重要な、

〈於・于・乎〉

をより深掘りしていきましょう!

 

 

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この3つの置き字は、

動詞などの述語に対して、

対象、場所、状況、などの状況を

後ろから補足説明してくれます。

 

では、

つぎの例文を見てみましょう!

 

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「私は鳥が鳴いているのを見ている」

と言う文に、

「庭で」と言う情報が、

補足説明されています。

 

この「庭で」は、

私が見ている場所なのでしょうか、

それとも、

鳥が鳴いている場所でなのでしょうか?

 

 

 

もちろん、

「於庭」の2文字は「鳴」の直後にあるので、

鳥が鳴いている場所です!

 

 

 

よって、

書き下し文は、

「我鳥の庭に鳴くを見る。」

になり、訳は

『私は庭で鳥が鳴いているのを、見る』です。

 

 

置き字を理解していないと、

「我鳥の鳴くを庭に見る。」

となり、訳は、

『私は鳥が鳴いているのを庭で見る。』になってしまいます。

 

 

 

特に、

難関大学ではこの点まで問題にしてきます。

 

 

漢文をある程度、

勉強してきた受験生でも

得点できるか分かれます!

 

 

『句法をマスターし、

ある程度、書き下しもかけるようになった!』

そんなあんたは、置き字に着目し

読解を進めましょう!

 

 

 

今回は、以上になります。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!